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ワイヤーメッシュデミスター

構造

  • Demisterは細い金属線で編まれた網を、2枚1組として一定方向にウエーブを付けたのち、その1枚づつのウエーブ方向を交互に変えて幾尺にも重ね合わせていますので、全体的には甚だ複雑な構造を有しており、このDemisterの空間率はきわめて大きく94~99%程度であります。したがって、重量も軽く、しかも線材の全表面が空間にほとんど露出しているため、表面積は非常に大きくなり気液接触効果が大でありながら、圧力損失はきわめて小さい値を示します。さらに、その通過容積が大きくなるので、比較的小さなミストに対してまでもその捕集能力はきわめて高い値を示し、他の構造の追随をゆるさないところであります。

  • ワイヤーメッシュデミスター

特色

  • デミスターによるミスト補集状態
    • 1
      軽量のため価格低廉
    • 2
      接触面積著しく大、圧力損失僅小
    • 3
      小型装置用としても利用可能
    • 4
      装置の大きさ、型状に対して制限されない
    • 5
      既設装置への取付も容易
    • 6
      高温及び腐蝕に対して制限されない
    • 7
      WireMeshDemisterの維持費不要
    • 8
      98~100%のきわめて高いミスト捕集効率

材質

どのような材質の線でも製作はほぼできますが、主として下記の線材が使用されております。

  • ステンレス線 SUS-304、304L、316、316L
  • 亜鉛引鉄線
  • ニッケル線
  • モネル線
  • 銅線
  • 真鍮線
  • アルミニウム線
  • チタニウム線
  • ハステロイ線
  • インコネル線
  • ポリプロピレン、テフロンなどの合成繊維線

線材の選定については処理する物質の腐食性、使用温度条件などに大きく影響されますので、弊社係員にご相談ください。ご要望により特殊な線材でも可能な限り製作いたします。

用途

Sankyo Wire Mesh Demisterは飛沫同伴、ミスト散逸に対してすぐれた防止効果により目的物または製品への不純物混入の制御、原材料の効果的な回収や有害物質の除去などの諸点できわめてすぐれた成果が得られますので、これを設置した各種装置のより一層の能力向上が得られます。
Demisterは下記に示すような装置類などの一部分として広く使用されており、とくに石油精製、石油化学、ガス化学、種々の合成化学工業の分野および公害防止や安全衛生のための各種洗浄塔、吸収塔や集塵用エアーフィルターの濾材として最も多く利用されております。
また、分取用ガスクロマトグラフのトラップの充填や簡単なガラス製蒸留装置の充填材(飛沫同伴防止用)としても用いられています。このほかに広範囲の工業分野にもこの使用が開拓されつつあります。

  • Adsorders
    吸収装置
  • Cooling Towers
    冷却塔
  • Crystallizers
    晶析装置
  • Dehydrators
    脱水装置
  • Deodorizers
    脱臭装置
  • Destillation Columns
    蒸留塔
  • Ducts
    導管
  • Dust Collectors
    集塵装置
  • Evaporators
    蒸発器
  • Fractionating Columns
    分留塔
  • Gas Absorbers
    ガス吸収装置
  • Gas Cleaners
    ガス清浄器
  • Knock out Drums
    ノックアウトドラム
  • Refinery Lube Towers
    潤滑油精製塔
  • Scrubbers
    ガス清浄装置
  • Spray Towers
    スプレー式吸収塔
  • Steam Separators
    蒸気分離器
  • Stills
    各種スチル類
  • Vacuum Pipe Stills
    減圧蒸留装置
  • Wet Scrubbers
    湿式ガス洗浄器
  • ワイヤーメッシュデミスター 用途
  • ワイヤーメッシュデミスター 用途

STYLEの特性値

  • Sankyo
    Style
    密度
    ㎏ / ㎥
    表面積
    ㎡ / ㎥
    空間率
    %
    S 80 156 99.0 高処理型
    N 144 280 98.2 汎用型
    A 192 375 97.6 効率型
    I 390 750 95.0 高効率型
    Y 216 980 97.2 準超高効率型
    K 432 1790 94.5 超高効率型
    D 114 163 98.8
    O 216 309 97.7
  • 用途および使用条件などに応じた最も合理的でしかも目的に合致したStyleを選定、設計、制作いたしております。なお、一般的なご使用目的には上記の代表的な8種のStyleより適切に選定されたStyleをご使用頂いております。

STYLEの特徴

STYLE 特徴
S

このstyleは最も低廉であり、いずれのstyleよりも圧力損失は最も低くしかも分離能力は非常に良好であります。 線速度を大きくしても効率はわずかに劣る程度であります。
したがって、低圧損を必要とするとき、目詰まりの恐れがある条件または比較的大きな微粒子の捕集、あまり高効率を必要としないときなどに用いられます。

通常、150mm以上の厚さで用いますが、このstyleで
●A-style相当の効率を必要とするときには200mm厚さ
●I-style相当の効率を必要とするときには300mm厚さ
を採用されねばなりません。

N

多くの各種装置に汎用されており良好な効率が得られます。S-styleと比べて速い速度でも遅いときでも極めて高い処理効率を有しております。圧力損失は比較的低く効率も90~99%程度を示します。

通常、100~150mm厚さまたはそれ以上の厚さで用いられます。
用途は主として蒸留塔、蒸発器、ガス洗滌器、油およびガス分離装置に用いられます。

A

利用価値が高い標準的な高性能のものであります。一般的用途で5~10程度の微粒子に対し1~5m/secでは98~99%の効率を有します。1m/sec近辺の低速度でも90%近い効率を示します。

代表的な用途として(1)金属による汚れ、(2)アスファルトおよびカーボンの少ない高品質のガス油を得るための真空精留塔や飛沫同伴が零近くでなければならない吸収装置、蒸発器、ノックアウトドラムなどに用いられます。

I

このstyleは平行に編み重ね合わせた複雑な構造を有しており、その密度はA-styleのそれの約2倍であり、特に高効率が要求される場合に用いられ圧力損失は少し高くなります。
3以上の微粒子に対し1~6m/secでは99~100%の効率を有しております。また、1m/sec近辺の低速でも90%以上の効率を有しております。

Y

1~3程度の微粒子の捕集には極めて効果的であります。とくにEntrain-ment量が1.0g/㎥以下の低濃度のときには200~300mm厚さで用いられます。圧力損失はかなり高い値を示します。

K

0.8~1程度の微粒子の捕集に用いられ、Y-styleよりもはるかに高い効率が得られます。しかし、圧力損失は他のいずれのstyleよりもかなり高い値を示します点に留意されねばなりません。

  • 高濃度溶液を処理する蒸発器で高純度の凝縮液を得る場合
  • ガズプラントで液滴を除くためのガス洗滌器として、 また飛沫同伴し易い物質を処理する蒸留塔でも用いられるときがあります。